2013年Vシネマとして制作された「帰ってきた特命戦隊ゴーバスターズVS動物戦隊ゴーバスターズ」に登場する悪の女ボス「キカイ女帝トランジー・スター」。
1994年ゴーバスターズは、本来組織的な「スパイ」組織だが、当作品内では、パラレルワールドにより「動物戦隊」と途中存在している。敵組織も、本編のヴァグラスのアバターであるエスケイプが、キカイ帝国メカリアスの女帝トランジー・スター(演:水崎綾女)として登場する。もともとヴァグラスの敵モチーフは、無機質なものであったから、今回のキカイ帝国も同じようなイメージ。
トランジー・スターも、基本的にはエスケイプのコスチュームを流用しているが、ショルダー部分は独自のアーマーを身に着け頭からすっぽりと透明の丸い筒に覆われている。真空管をイメージしているらしいが、コン○ームのように見えてしまうのは私だけか。顔の部分は三角に切られている。武器はムチを持っている。
登場場面は主に2回で、街中での他のメカリアス怪人との登場で、建物の上から名乗りを行っている。その後、山中の場面へ移り、ゴーバスターズたちとの最終バトルでヤラレている。最期はなんとかショットでピンク色の猫の形をしたビームをびよよーんと全身にくらい、「そんな、私が負けるなんて、イヤ~~」と地面に倒れこみ爆死した。
エスケイプは、通常は好戦的でツンツンキャラたが、トランジー・スターはお姫様のようなキャピキャピしたキャラやセリフ回しである。メイクはあまり変わらずかなりナチュラルな印象である。しかしビデオ版だけあって、「谷間」があるなど、エスケイプよりは少しエロティックな様である。登場場面ではほんの少しバストアップのショットがある。
コスチュームは少しだけの変化しかないが、透明の筒をかぶっている状態は意外と怪人ぽくてそそられる。最期のヤラレも、思いっきり必殺技をくらい、頬をぷくっと膨らませ悔しさを滲ませながら、絶叫して爆死した。ぶっちゃけ本編の最期よりこっちの方がいい。
素晴らしい!