- 特命戦隊ゴーバスターズ(2012)
- ヴァグラス
- 女幹部・アバター
- 演:水崎綾女
各種評価
- アクション ★★★★
- セクシー ★★★★
- コスチューム ★★
- メイク ★
- 役柄設定 ★★★
- 逝きザマ ★★★
コメント
22話から登場した、メサイアが新たに作成したアバター。当初はエンターとは相性が悪かった。メサイアを「パパ」と呼び、とにかくパパのために尽力する。武器は二丁拳銃。ゴク、マゴクという名前がついている。37話ではエスケイプ・エボルブとして強化された。途中、メサイアがシャットダウンされる際、吸収されるが、46話にてエンターにより復元される。以前の記憶は無くなり、性格も変わっている。倒されるたびに、エンターで復元されるが、何回も復活するうちに記憶がおかしくなり、人格が破綻。いろいろな生物を取り込み、犬やカラス、蛇、花などが取り込まれたグロテスクな姿となる。最期は元の姿に戻し消滅。
2008年のゴーオンジャー以来の顔出し女幹部。途中からの登場であるが。幹部といっても、ヴァグラス自体、組織ではなく、エンター、エスケイプとも単独で動くことが多かった。コスチュームは無機質で、黒、シルバーを基調としている。あまりセクシーさは無いが、なんといっても演じる水崎さんの胸が大きいことからそこが目立つ。アクションも優れている。
終盤にかけてなんとも言い難いキャラに変貌していく。倒されるたびにエンターにより復元されるが、復元されすぎて元データが少しずつ壊れていく。性格、記憶が壊れるので、なんとも哀れなキャラとなったが、それが物語の大きなキーになる事は無かった。もっと設定を役立ててあらすじに大きくかかわってきてほしかったが。動植物を吸収した姿はなんともグロテスク。ここ何年かの明るい印象のスーパー戦隊シリーズとは一線を画す当作品を、表しているキャラと思える。