悪のヒロイン19コマ劇場◆快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー◆ ゴーシュ・ル・メドゥ◆

第48話「仮面の下の素顔」より。

ノエルを捕らえたゴーシュは、ドグラニオに「もっと派手にやろう」と助言を受け、人間界に解体生中継を行う。罠と知りながらも救出に向かうパトレンジャーの三人。『会場」は、2018年に話題になった「カメ止め」の撮影現場にもなった水道施設。有名になったので見たことあるという方も多いのでは。さてルパパトではさすがに名が回しを意識した場面は無く、ゴーシュの圧倒的なパワーを見せつけられるが、ノエルが切り刻まれる直前にルパンレンジャーが現れる。ゴーシュはルパンコレクションの力で、自らの肉体を改造しており、右手は剣のようになっており、左の手のひらにはアイアンマンのリパルサーレイのようなものがつき、ライトセーバーのように使える。

しかしルパンレンジャーたちに押され気味になり、ノエルを逃がしそうになると、実験体を召還する。バトルを見学していたドグラニオは向くりと立ち上がり、突如ゴーシュと実験体の金庫を開放し、すべてのルパンコレクションを没収する。「自分の力だけで楽しくやれ」とボスに言われ、意気消沈するゴーシュ。ドグラニオに媚びを売りまくり、周りには好き勝手やっていたことに愛想をつかされてしまったようだ。呆然としているところをルパンレンジャー3人に銃で撃たれ、実験体と一緒に吹っ飛ばされるゴーシュ。

建物から外へ出て、最終決戦に臨むゴーシュ。エックスも何もかも、「刻みまくってあげる!」と発狂した様子。しかし、ルパパトの一斉攻撃をくらい、地面に倒れこむ。「なかなかやるじゃない、いいこと思いついちゃった」と自らの黄金金庫を実験単体に移植。「これが私の最後の実験~」と叫びながら爆死。

女医という設定だが、戦闘能力も高い。また人体実験や強化改造手術もするマッドサイエンティスト。怪人の復活・巨大化も担当するが、最後は自らの巨大化は無かった。恐竜のような青の体に、紫のドレス、また銃やマシンガンの意匠もあるデザインで、女性らしさとしては、一応、胸と、唇くらいか。腹部には銃弾ベルトのようなものが見えて、動くこともありちょっとグロテスク。佇まいは妖艶で不気味な笑みをこぼす。プライドが高そうで他人を見下す感じがあり、ギャグ要素は無い。

ヤラレに関しては、ボスに見捨てられ、あわれな最期であった。互いの攻撃をぶつけ合った場面で、公園で大爆発が起こっているが、このタイミングで攻撃をくらった叫び声らしい音が聞こえるが爆発音やBGMが多くくあまり聞こえない。実験体に金庫を移植して爆死する際は、断末魔は無いものの、なかなかいいヤラレボイスだったと思う。声:竹達彩奈。

 



コメントは受け付けていません。