いよいよダウンロードが開始されました。GIGA PLATINUMということで結構高いですねぇ。本編60分・メイキング45分と時間としてはそんなに長くない仕上がりとなってます。
全体を通して、女戦闘員の場面と女幹部の場面が半々くらいでしょうか。今回は簡潔ではありますが、ストーリーがあり、ただヤラレるだけではなくなっています。開始後すぐ、女戦闘員と悪女戦隊ダークスリーキャッツの戦いが始まります。
ロケは採石場ですね。夢と希望が膨らみますね。さて女戦闘員の冠がない作品ですが、常時6名ほどの女戦闘員が登場します。砂利や石の足場でなかなか走りにくかったり、アクションがしづらいようです。ネフィリーシアが登場し、目から破壊光線を発射、女幹部たちは爆死します。爆破の特殊効果がさく裂します。ここらへんにお金かかっているようです。
出演者
(ヴェラミア)倖田李梨 (ネフェリーシアアルビオン)みおり舞 (ネフェリーシア)朝比奈麻里 (ピンクキャッツ)槇原愛菜 (パープルキャッツ)白石みお (女戦闘員)田中みゆき (アドメーダ)水谷さつき (ジーナ)井上綾子
オープニングと、ストーリー展開ののち、また女戦闘員との闘いが繰り広げられます。今回の衣裳はデスマーチで使われたもののようです。フィラメントや最近の討伐のコスチュームでも良かったなぁ。まあそもそも今回は女戦闘員はテーマからちょっとずれているからいいか。
さて、ザコとの闘いでは、正面から剣で縦に一直線に斬られる(マスクがパカッと割れる)、その後後ろからも縦に一直線に斬られる(お尻丸出し)の場面が見どころです。 女優さんは田中みゆきさんと水谷さつきさんと思われます。
紫のタイツに赤いレオタードの女怪人はアドメーダ(演・水谷 さつき)。エメデューサ(蛇の女怪人)が操る蛇に巻かれて爆死します。コスチュームは過去に見たことありますね。再利用ですねちょっと残念。爆発は本物でCGじゃないです。ブラメーダ(演・田中 みゆき?)はリ・フェニアで使用されたコスですね。ネフェリーシアが分裂して生まれたアルビオン(ネフェリーシアの正義の意思がもつキャラらしい)にあっさりとやられます。演者は田中さんとのことですが、声とかヤラレる体制(足や手の開き具合は)はどこかで見たことあるワンパターンだと思いますが・・・どうやらあの方では?とおもっちゃいました。ジーナ(演・井上 綾子)さんも加わり、アルビオンを倒そうとしますが、飛んで逃げられてしまいました。ジーナはだいぶ前の監督ブログで紹介されていましたが実現していなかったキャラ・コスチュームですが、この作品にてついに登場。撮影2日目からの登場で、井上さんも思い入れのあるキャラらしいです。なるほどかなり様になっています。エメデューサはヴェラミアの手下のようで、怪人の改造手術もできたりするようです。あまり登場場面は無く、怪人体ネフェリーシアのムチで、敵の基地内でやられます。コスチュームがちょっといまいちでした。下半身は競泳水着のような感じ、脇と腕のオレンジの部分が生地感たっぷりで、もっと怪人ぽくしてほしかった。マスクは女の顔型ですが、どうせなら素顔に白メイクで動きが見れるとよかった。
後半に入り、また女戦闘員との闘いが描かれます。エメデューサの改造により、ライダー風の女ヒロインが誕生し、そのキャラと女戦闘員との対峙です。場面としては、バク中ヤラレがあります。この場面は別視点から撮った映像が何回か入り、リピートされます。他のヤラレより明らかに思いっきり勢いがあり、目立ちます。逆に目立ちすぎて他のヤラレがしょぼすぎと感じます。演じているひとは、マスクをしているため誰だかわかりませんが、アクションができる普通の女優さんなんでしょう。あとはヒロインによる、360度水平円状回転斬りがあります。こちらでは周辺で斬られた女戦闘は倒れこみますが、おっぱいがあらわになっています。この場面は良かったですね。しかし、斬られて倒れこむ場面で、衣裳が切れていない場面と切れておっぱいが出ている場面が交互に流れるのが、不自然に感じます。
さて、ヴェラミア様のヤラレです。ピンクキャッツとの対決。剣で顔を傷つけられ、怒りに燃えるという原作っぽいエピソード有。あと一歩のところまでピンクキャッツを追い詰めますが、男ヒーローが現れ、不意打ちされます。(銃で腹部を撃たれる)。そこで一気に弱まり、ピンクキャッツの剣で斬られた後、腹に剣を刺されたことが致命傷。火花を噴出し、最期のセリフを言ったあと、爆死します。プラチナムらしく特殊効果が使われたクライマックスシーンの1つです。ピンクキャッツが一度剣を腹に刺した後、さらにもう1回剣を押し込むところがいいですね。演じる倖田さんのヤラレ演技も、アップで映るのでよく楽しめます。しかしながら、腹部に突き刺さった剣、もちろん実際は腰の部分に当てているのですが、それがあからさまに分かるアングルからの映像が多いんですよね。普通はその逆の方向から撮ったり、背中にダミーの剣をつけて貫通しているようにみせる場面があったりするんですが・・・
最期は、ピンクキャッツがトドメ後のポーズをとる背後で背中から火花を吹きつつ爆死します。このような場面は実はとても重要で、爆破の時は演者さんが避難して爆破の特殊効果を起爆するので、シーンが途切れますが、ポーズを取っているヒロインが映り続けることでシーンの連続性が生まれます。もちろん普通の特撮では良く見られるシーン、当作品でも導入していただいてとても楽しめる場面となりました。
続いて夜の採石場でのネフェリーシアラストバトル。正義のヒロインとヒーロー、そしてアルビオンとの三つどもえ。追い詰められた後、アルビオンと再び融合し1体となる。しかしもうフラフラなネフェリーシア。ヒーローのトドメのビームガンが顔面にヒットしヤラレ場面へ。まずは体をくねくねさせたのち、弾着4発、モクモクと青い煙が体内から放出。その後、地面から爆発、手をばたばたさせたあと、最後に大爆発し消滅する。この間、正面からのスローモーションをメインに、顔のアップ、足元からのショットが時折入り、結構長めの場面となっている。
ほぼビ○ュムのヤラレ場面に沿ったようなヤラレである。GIGAとしてはここまで悪役のヤラレ場面が長いものは今までないだろう。身体への火薬特殊効果を使用したのもさすがプラチナム。演じた朝比奈麻里さんも大変だったと思います。作品の中では最高のクライマックスです。CGエフェクトはこの場面では無し。なので演者さんの演技が表情がわかりやすい。
しかしならが、こうなら良かった、という点が以下に挙げられます。
- 演技。ネフェリーシアのアクション、ぎこちなさが感じられた。足元が動きづらいこともあったかと思うし、マスクもきついのだろうが、最後の方になると、疲れてる感じ。体を動かすのが得意な方の方が良かったのでは。ヤラレ中も、体がもう間もなく破裂する寸前なのだから、苦しさによる体がピンと張った緊張感があると思うが、ただ体くねくね&手バタバタさせていた感じ。まあ体に爆薬仕掛けられている状況なのだから、つらいと思います。
- マスク。元ネタの再現度をあげていたが、演者さんの表情が残念ながら半減している。プラチナムなんだからどうせならライフマスクとってぴったりした透明マスクを作成してもよかったのでは。目元はなぜか普通の肌色ですし。口元はマスクに唇が書かれているが、これはむしろいらなった。演者さんの本来の口の動きが見えない。メイキングなどで見れるマスク無のお顔は白メイクで良かったので、マスク無で、直接模様をメイクする方法もありだったかと。
- エロさ。コスチュームは、胸あたりが透けていてエロいが、元ネタの「おっぱいがモンスターの口になっている」というエロさに劣っていると思う。しかも元ネタのヤラレでは、その「おっぱい」に火薬が仕掛けられていた。その点AVメーカーさんなので、通常の特撮では表現できないエロ要素を入れてほしかった。ヤラレでおっぱいから液体が噴き出すとか、放尿するとか、コスチュームが破れて乳が露出するなどなど・・・。
- 音楽。なぜヤラレのBGMが白鳥の湖なのか。(これはまあ、いいけどちょっと笑いました)
- セリフ。撮影時の生の声を拾っている場面では、マスクによりこもった声になっている。アフレコでよかっと思う。(ヤラレセリフではアフレコ)あと、ヴェラミアの倖田さんの低い熟女系の声に引っ張られたのか、最期のセリフ時、かなり声が低い。ヴェラミアとは対照的に、妖艶な高い声でも良かったのではと思う。 後、叫び具合が足りない、ここらへんは桐原あずささんがやっぱり最高です。
総括
期待通りの出来であったと思いました。しかし、期待以上ではなかった。プラチナムであるが、プラチナムとしてお金をかけるところが、「リアル特撮の再現」に重点を置かれている気がする。重点としては、あくまで「エロ」が主体であった方が良かったのではと思います。
「悪女」主題作の集大成であったと思うが、だからと言って女戦闘員は極論いらなかったのでは。女戦闘員はそれは別でプラチナム作があるのだから。女戦闘員は「とにかく多くの消耗品扱いの女戦闘員が安っぽく弱弱しくヤラレまくる」というテーマがありますが、女怪人、女幹部に関しては、「数ではなく、ストーリー、キャラクター、そして壮大な散り様」というテーマが求められているのではと思います。なので、女戦闘員および過去の使いまわしの女怪人は切り捨て、ヴェラミア、ネフェリーシア、ジーナに絞って、活躍させてもよかったと思いました。
AVの尺が、いかにエロシーンで稼いでいるかがわかりました。当作品エロシーンがほとんど無いので。プラチナムながら本編60分という短い内容だが、戦闘シーンやヤラレシーンでは、尺を確保するのが難しい。非常に苦悩されて監督が編集されたのではないかと思われる。ヤラレシーンは、別アングルからのリピートが多く、時間稼ぎに使われてます。これは、「ヤラレ」のみで構成するのであれば、避けて通れない道だと感じました。
最後にジーナが敵基地内を破壊するシーンがあるが、これはとても嬉しいシーンで、今後のジーナのスピンオフ作品が期待できます。とってもコスチュームが似合っていたので、ぜひ作成してほしいと思いました。
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質問です。
アドメーダの爆死の場面。
1秒くらいしかない倒れるカットの後、爆発は左から見たカットになっていたじゃないですか。
凄く見辛かったんですけど、どう思われましたか?
分かり辛い内容で、申し訳ありません。
確かに展開も早く、アドメーダが本当にやられたのかどうかがわからないシーンでした。ただアドメーダが倒れこんだカットと、爆発のカットをつないだだけというシーンになってしまいました。こちらも本投稿中にもヴェラミアのヤラレのところで書いていますが、ヤラレと消滅の連続的なつながりがないため、しっくりこない場面になってしまったのではないかと思います。
ご回答ありがとうございます。
やっぱり不自然な感じがありますよね。
確認が取れて良かったです。
その辺りは、昭和のライダーシリーズを見て勉強して欲しかったです。
あと断末魔の叫びも、迫力にかけてました。
ただ爆破を下のアングルから撮ることも実施していたので、チャレンジもしていたと思いました。
GIGAは常にチャレンジしていますね。
今回もエロさや露出やカラミがほぼない作品にも関わらず、プラチナムで勝負してきてますからね。
チャレンジするからこそ、いろんな批判や要望が次々出て、それがまた新たなチャレンジに繋がっていくだと思います。
断末魔に関しては、良かったのはヴェラミアのみでしたね。ヤラレのメインキャラはヴェラミアとネフェリーシアでしたが、どちらも熟女系で声が低めのヤラレでした。対照的にしてほしかったです。
みおり舞さんは女戦闘員に参加していましたか?
アルビオンが正義側ということなので、ヤラレに期待が持てそうでないもので・・・
率直に言うとわかりません。今回女戦闘員の顔がアップで映ることが少なく、特定が非常に難しい。みおり舞さんは短髪だと思いますので、目元のマスクをしただけの戦闘員であればすぐわかると思います。ショートでそれっぽい女戦闘員もいるのですが、うまく顔が見えなく、わからないです。フルマスクの戦闘員で入っているかもしれませんし。監督ブログですとブルーキャッツのキャストが非公開となっており、もしかしたらみおりさんかもしれません。
私は本作はまだ鑑賞していませんがこれはとても気になる作品です(値段がかなり高いのでなかなか手が出せずにいるのですが)。GIGAでは珍しく女怪人が倒されていく作品。
しかも爆発がCGじゃなくて本物というのも良いですね。
ただ、GIGAが制作してるにも関わらずエロさが薄いのは疑問に思いますね。
女怪人の衣装が破れたりしない代わりに火花や煙を吹き出すという中々そそるものはあってもおっ○いから吹き出したりしていないのでは普通の特撮番組でも大丈夫そうだと思います。
ましてやビシュ○をモチーフにしてるキャラも居るというのにビジュアル、ヤラレ演出とも元キャラよりエロさが薄れているというのは……。
これではZENで制作しても良いくらい(戦闘員の衣装が破れている所を除けば)ではないでしょうか。
おっ○いから液体を吹き出す…これは私も大いに同意します。是非ともやってほしいです。
女怪人がこんなヤラレを見せてくれる作品を作ってくれれば…私は一万円前後するとしても喜んで買いますよ。
AVメーカーのGIGAだからできる作品を作って頂きたい…そう切に願っています。
長文失礼致しました。
やはり金額の高さが購入の障害となっていることは感じます。しかしGIGAさんがそれでも
毎日のように新作を発売できるということは、少なからず成り立つまでのファンがいるということですね。
ダウンロードであれば半額ですし、公開も早いため、私は今回ダウンロード販売を利用しました。
プラチナムは、それなりの予算でもって作られるようですが、今回は、特殊効果と、女優の拘束日数、
人数、そして撮影場所に相当お金がかかっているかと思われます。
どの辺にお金をかけ、どの辺の部分を妥協するかを考えているかと思いますが、この点が今回制作側と、
顧客側で求めるものに差があったのかもしれません。
私としてはもうちょっとエロさがほしかったという事です。
ZENではちょっと難しいのではと思います、ZENですと、1作5,800円、ダウンロードで2,600円ほどしか
売上が無いことを考えると、到底予算が追い付かない作品になってしまうと思われます。
そうですか・・・。
でもまあ、私が言いたいのは予算がどうのこうのではなくて、本作の女怪人のやられシーンは
表現的に18禁作品である必要があったのかという事です。
本作よりチープな作風になるとしても、表現的には18禁作品にしなければいけないレベルのものであったかどうか・・・。
言葉足らずですみません。
ZENだったら確かに普通でしたね。女怪人のヤラレシーンはZENで出ても表現(独自レーティング?)
おかしくないと思います。
ZENだったら満足だったのでしょう、でもZENでもし、今回を機にプラチナムという設定ができたとして、
15,000円とか、10,000円でやられたら、ちょっと疑問ですね。
是非シリーズ化して欲しいですね!
それか禅ピクでもやってもらいたいなあ
過去に倒された女怪人、女幹部が復活するクロスオーバー作品みたいな感じとかお祭り感が出て面白いかなと