(ZENdb)妖艶な女幹部ジオーナ

出演者

(グロウンの女幹部ジオーナ)小田飛鳥 (ブルーマーメイド)北川果歩

レビュー

女刑事城麗子は、「命をはってもお給料があがない」刑事の仕事に嫌気がさし、悪の組織グロウンに捕まれ、殺されそうになるも自らスカウトしてと志願し、女幹部ジオーナに改造される。レッドドラゴンとイエローグリフォンは麗子に首ったけらしい。あと、ブルーマーメイドは命を助けられていながら、嫌いらしい。ジェラシー。
その後、妖艶な罠で次々とヒーローたちを誘惑する。マスク越しのキスや、「殴るならここにして」とレッドの手を胸に添え、たじろんだスキをついて金的蹴りをするなど。また武器はムチを使用する。レッドとイエローを洗脳し、あとはブルーマーメイドだけとなった。ジオーナは、「ゆっくり狩りをたのしみましょう」と舌なめずりをする。
捕られられたブルーに、首絞めや胸からパワーを吸い上げるなどし、Sっけたっぷりにブルーを痛めつける。
しかし、ブルーの素顔を見て洗脳が解けたレッドとイエロー。3人そろったアースファイターを前に、ジオーナは強化アーマーを身に着けパワーアップ。(戦闘体形?)しかし、次々と三人の攻撃をくらい、アーマーが破損、命からがら組織にワープして逃走。大幹部グローガより「愚か者!」と全身電撃を受け、体を蹴りまわされ、殴られ、首を締め上げられる。「アースファイターを倒すまで、ここには戻ってくるな!」と再び戦場へワープさせられるが、さっきよりも全身ボロボロのジオーナ。ブルーマーメイドとのタイマンバトルに突入。なぜかわからんが両手を執拗に攻撃されたジオーナ。「もういいだろう、とどめだ」と三人そろって必殺技コンバインシュートを放つ。体を突き抜け、地面に倒れこむジオーナ。しかし、執念から再び立ち上がり、「一人で死ぬものか、お前も道連れにしてやる」とブルーマーメイドを抱き寄せ、自爆しようとする。しかし、それもレッド、イエローに阻止され、レッドの首にとびかかったところ、至近距離で腹部にガンを撃たれ、キックをくらい、フラフラになりながら「ブルーマーメイド!」と呟き爆破し死亡。

練られた脚本、丁寧に創作されたキャラクター。悪の女幹部ファンにとっては、大傑作だ。とにかくセクシーな小田飛鳥さんと、ZENでしかありえない展開が、女幹部ファンの夢を実現させる。メジャーなヒーロー特撮作品ではタブーとなってしまったエロを、18禁を超えない形で実現させることができるのがZENさんで、今回の小田さんを起用し、創造を掻き立てる要素が当作品では多くちりばめられている。前半、中盤にかけては、誘惑洗脳、キスや、鞭攻撃、ヒロインへのエロい責めがあり、Sっけたっぷりの女幹部ジオーナが楽しめる。舌なめずりもさすが小田さん、ためらいがない。演技力も、すごいとまでは言えないが、グラビアアイドルにしては表情豊か。あと、ZEN出演にも慣れているようで、ZEN的な演技、たとえばカット割りが多い中での表情の変化、そしてヤラレ顔がうまい。叫び声や攻撃の際の掛け声は吹っ切れていて女幹部にピッタリ。
後半は打って変わって、プライドの高いジオーナを、アースファイターが追い詰めていく。一度グロウン基地に逃げ帰るが、グローナの逆鱗に触れ、再び虫の息の状態でアースファイターのもとに転送させれる。狂ったように執拗にアースファイターを倒そうとするが、ことごとく返り討ちにされる。必殺技をくらあったあと、執念で「グワーーッ!」と叫びながら起き上がる姿は表情もすごくいい。そしてレッドの攻撃、蹴りをくらった後の悲鳴も最高。最期はふらふらに近寄りながら爆死するが、最後の最後があっさりしていた。この点が唯一もったいない点である。もっと引っ張って余韻を持たせてほしかった。コスチュームの各所から火花をぱちぱちとチラシ、力尽きたように倒れこんで爆死するなど。

コスチュームは、おそらくメタル紫苑が元ネタかと。名前もジオーナですし。長い黒髪ロングストレートを振り乱しながら戦う姿はとてもよかったですね。アクションも、普通グラビアアイドルさんですとちょっとスピード感とか、運動音痴感がでちゃうんですが、小田さんは迫力があって良かった。あと足や、尻を中心としたなめ回すようなショットが多くあった。片足だけ肌が出ているのですが、グローガに土下座し、電撃を食らう場面とか、尻を踏まれる場面はスーツが尻に食い込んでいてエロい。メイクは、唇は紫でアイラインや、鼻筋、眉毛濃い目で、そんなに特徴は無いながらも小田さんの演技力もありかなりいい線行っています。

また、コスチュームにノーマルスタイル、バトルスタイル、そしてダメージ表現がある事はおそらくZENでは初の試みかと。これはすごい良かったです。今後もぜひやってほしいし、どうせならメイクも最後のバトルの際はもっと凶暴にしてほしい。
あ、重要な要素、おっぱいも最高です。今回のコスチュームではあまり生かされてませんが。


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(ZENdb)妖艶な女幹部ジオーナへの7件のコメント

  1. BB コメント投稿者

    ZENでは久々の会心作だと思います!
    ただ、ここ最近はGIGAの「ヴァスティナーブ物語 ~episode.ZERO~」、「魔獣姫グリフォンヌ」、「護星戦隊アースマン アースブルー」など注目作が立て続きに出るため出費が大変です(泣)

  2. 悪女好き コメント投稿者

    ジオーナのイエローへのテンプテーションブレスはヤバすぎる。見応えありますね。

  3. BB コメント投稿者

    「魔獣姫グリフォンヌ」見ました。
    死後の世界を描くのが斬新でした(笑)浜崎さんのヤラレ演技も派手でよかったのですが、あまり話題になっておらず売上が伸びてないみたいなのが残念です。

  4. 公算 コメント投稿者

    「悪の華ローザ」の先行配信も今週かなと思うので楽しみですね。ちなみにローザの怪人態がスピルバンのヘルバイラなのは一目瞭然なのですが、通常態もリッキーがモデルなのかな?と思いました。

  5. 妹紅 コメント投稿者

    実は、必殺技までがあっさりしてたんですよね。あれ。
    必殺技食らった後のグリフォンヌは最高でしたがw

    私も含め、いろいろな方が潮吹きしながら爆死してほしいって要望だしてましたが、それに坂田監督は応えてくれました。

    ただ、潮吹きしながらではなく、した後に悶えて爆死でしたが苦笑
    リアルが落ち着き次第、後日私もレビューを残したいと思います。

  6. nana コメント投稿者

    DVDでようやくジオーナ見ましたがラストの爆死するのがあっさり目なのだけが惜しい点ですね!それ以外は今後も小田さんの女幹部が橋元優奈さんばりに定着してもいいなと思えるほどの出来だったと思います。

  7. BB コメント投稿者

    グリフォンヌは必殺技からの潮吹き、そして爆死までの苦しもだえる様子の流れが少し悪いのがもったいないんですよね!あれなら潮吹きして絶叫しながら爆死したほうが画的にもインパクトあったのですが・・・でも今回潮吹きを取り入れたり「暗黒女戦士ゾラ ミストレス」や「女幹部ジュラリア 絶体絶命」のような上質なヤラレ作品があったりするので今後も坂田監督には注目ですね。

    「悪の華ローザ」も串刺しヤラレをやってくれたのが嬉しかったですね。ヘルローザの場面が多かったり女戦闘員が肩すかしだったりするところはありますが、ジオーナとまた違っていい作品だったかと思います。