宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド

2018年6月30日劇場公開、同年8月8日BD/DVDが発売されました。初回限定には、キュウレンジャー超全集版が付きます。さて、今回デモストの企みにより、過去の悪の幹部が復活し、その中でメレと、エスケイプが顔出しでよみがえります。早速ですがその二人を主体に見てみました。メレ側に関しては、ハミィとカメレオンつながりある事から、ストーリーに深くかかわっており登場シーンも多いです。アクションもあり、獣人態もシーンあり。最初からデモストには反抗的だが、最期はハミィをかばってやられてしまう。

エスケイプに関しては、もともとアバターという人間ではない設定なので、あまり感情もなく、とにかく「いいモノ」を求めて戦闘する様子。オリジナルの終盤で発生した人格破綻はみられない。エボルブ体あり。こちらは、基本的にストーリーにはあまりかかわらず、ドメストがやられるとともに、「いいモノだったたわよ」と言い残し突如消滅。

あくまで二人ともゲストであったが、セリフやアクションもありました。ゴーバスターズからは6年、ゲキレンジャーからは11年経過しているわけですが、お二人とも変わらない印象でした。エスケイプはより大人っぽくなった印象(髪が長いだけかも)。またメレの時は、まだHD画質ではなかった為、今作は高画質で楽しめてよかったです。ヤラレに関しては、かなり残念ですね。メレはそもそも、スーパー戦隊レジェンドとしてカウントされていますし、悪に沿ったヤラレは難しいですね。エスケイプに関してはただ消滅していっただけですので、こちらも煮え切らない感じでした。

さて、劇中に大統領補佐官として鳴瀬キミコ(演:高山侑子)という人物がでてきます。終盤で、本人は殺害され、ドメストが化けていたという事実が明かされます。制服姿しかありませんが、アクションシーンも少しあり、悪としては先の二人よりは存在感があったと思います。バレた途端に、髪をほどいて悪に変化する様はよかったですね。ジライヤや、鶴菊(演:広瀬仁美)も出てくるスペーススクワッドは、やはりその作品を生で見てきた世代にはうれしいです。映画なので、子供向けにあまり縛られない事もいいです。紅牙はいなくなってしまいましたが、宇宙刑事の枠を超えてメタルヒーローシリーズも扱うようですので、ぜひ続けてほしいですね。良い女幹部もいっぱいますし。あと、付属の超全集ですが、マーダッコ解説ありです。ページの3分の2くらいですかね。あまり大きな写真は無いですが、こちらも楽しめます。


宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッドへの1件のコメント

  1. 匿名 コメント投稿者

    インタビューではメレ役の平田さんもエスケイプ役の水崎さんも自身の死に様に大変満足・お気に入りと言ってました。やはり女優さんにとってヤラレ演技は苦痛なのかもしれませんね・・・
    そう思うともっと派手に死にたかったと言っていたシェリンダ役の水谷ケイさんや「もっとリクエストをください」とおっしゃてた禅ピクの橋元優奈さんは素晴らしいお方だと思います。