(GIGAdb)女戦闘員Polymer

出演者: (女戦闘員)黒崎さく 庄司ゆり奈 愛原れの 浅倉真凛 茜みこと 香山亜衣 瀬乃ひなた 七海りな 桃香りり 平岡ゆき

レビュー

大量の女ザコ戦闘員が戦ってはやられ、戦ってはやられまくるヤラレの大量消費作品。女戦闘員は大きく分けて化合物シリーズと洗脳シリーズがあるが今作は前者のいわゆるカラミ場面がほぼないシリーズに分類される。女戦闘員系としては主流のシリーズである。

さて、当シリーズは今まで多くが宇那月監督が撮ってきたが、今回は羹灼監督の手によって作られた。内容としては特にひねりが無い、王道進行の作品となった。つまり、戦闘→拉致洗脳→戦闘→潜入→戦闘といった次第である。途中はおなじみ、女戦闘員への着替え、メイク場面がある。

ひねりが無いと言ったが、悪い意味ではなく、例えば前作piquéでは病院セット内での場面があったこと、ジオールではカクレンジャーのクネクネを模した姿をした戦闘員だったというような、スパイスの投入が無いということである。コスチュームはこれといって特徴のないレオタードだし、メイクも普通。女幹部は登場無し(女幹部のリーダーのような存在はあり)。しかしそれが悪いというわけではなく、シンプルに、素材の味が楽しめるといった印象である。女戦闘員の声は、「キーッ」もあるが、普通に「ヤーッ」などもあり、一貫していない様子。また、ヤラレ後は、ピクピクと痙攣、目は見開きが多数。

女戦闘員は人件費が高い。なんせ量が必要。今回も10人の女優さんたちが出演してくれている。人件費が高騰している最中、誠にありがたい作品。カラミありや、超絶濃厚メイク、爆破、セミプロ級アクションを望めば金もかかるし演じる人も限られる。そして10人もの女優さんたちをコントロールして、限られた時間内で撮らなければいけない。本当に、準備や気配りが大変な作品なんだな、とつくづく感じる。GIGAオベーション。いろいろとわがままをいっちゃいけない。

どの女優さんがよかったかなーと見ているんですが、没個性すぎてまだどの女戦闘員がどの女優さんだかよくわからない。今回は多くのルーキーさんたちが参加され、GIGAおなじみのーという方がいない。メイク髪型も似たり寄ったりな方が多い。でもその中でもヤラレ声や、アクションなどグッと来た方が何人かいた。

・黒崎さく=女戦闘員隊長、終盤コスチュームを切られて胸を曝け出す女戦闘員(3名のうち1人目)
・庄司ゆり奈=序盤、拉致されるランニングをしている女性
・愛原れの=ショートカット髪明るめの女戦闘員、ヤラレアップ多め
・浅倉真凛=拉致られナース向かって左、ドラム缶にうつ伏せになり背中にもドラム缶を叩きつけられる女戦闘員
・茜みこと=もう一人のナース
・香山亜衣=洗脳されたサポート隊員にやられる女隊員、終盤コスチュームを爪で切り裂かれる女戦闘員(3人目)
・瀬乃ひなた=拉致られ婦警
・七海りな=
・桃香りり=洗脳されたサポート隊員、終盤コスチュームを切られて胸を曝け出す女戦闘員(2人目)
・平岡ゆき=メイキングのインタビュー最初の人(すでに引退?)
まちがってたらごめんなさい。

よかった場面を矢継ぎで紹介します。愛原れのさん。やっぱ一人だけ茶髪でショートカットなのでよく目立ちますが、それに加えてやられ後の顔アップが多かった。表情もよかった。ヤラレ声も他のメンバーよりも苦しい感出てました。剣が刺さる、股間及びお尻を縦に斬られる役も。
パワー技のイエロー、最高です。やっぱ力技でザコをねじ伏せるのが良い。ドラム缶を胴体に叩きつける、床に倒れた女戦闘員に2人丸ごとドラム缶を叩きつける。鉄球ハンマーを股間に叩きつける。さらに電撃を両手から放ち、女戦闘員のお尻をムギュ、ガシッと握って感電。
ブルーは股間をキック。急所攻撃を痛がる女戦闘員に後ろからケツを蹴って追い討ちをかける。
サポート隊員洗脳潜入作戦、女戦闘員のコスもいいが、こちらサポート隊員のコスもピチピチでいい。さらにその内側は女戦闘員のコスを着ていると思うと…。劇中では1名がヒーローの攻撃により胸元がはだけて女戦闘員コスがチラ見する、その後4名がクルリと回ると一瞬で女戦闘員の姿になるという場面があるが、それだったら怪しく笑いを浮かべながらサポート隊員服の胸ジッパーを下ろしてちょっと女戦闘員をチラ見させてクルッとして欲しかったな4人とも。
最後の屋外での戦闘では、一列に並んだ女戦闘員を必殺技で一直線に倒す場面あり。一番奥の体長は、その際に洗脳が解けるが、速攻でレッドに斬られる。マスクを取ったら、実はピンクだった。この際のヤラレ場面はキレがあってよかった。また、銃でヤラレると溶解して溶けて、コスチュームだけ残るという描写があり。こちらは、好きな人にはとても響く演出だろう。
前半は拉致洗脳→メイク場面が長い。個人的にあまり好みではないので、この場面で尺を取られるのはもったいなかった。

さて、今作でのベスト女戦闘員は、香山亜衣さんです。基地内ヤラレにて、イエローの両手電撃&クロー攻撃で、おっぱいに電撃が走り、絶叫する中、爪痕のようにコスチュームを割かれ、露出してヤラレてしまう女戦闘員さんでした。その他のヤラレも表情や体の動き、思い切ってました。

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(GIGAdb)女戦闘員Polymerへの4件のコメント

  1. 匿名 コメント投稿者

    ご存じかもしれませんが、来週配信されるZENの新作で今作に出演されていた黒崎さくさんが女怪人として登場するみたいです。
    衣装もここ最近の流用とは違うオリジナルっぽいので注目かと思います。

    • ayo コメント投稿者

      そのようですね。黒崎さんは女戦闘員でも動き、演技が良かったので、今作も期待しています。ただ、ヤラレがあるのかどうか、気になります。

  2. 匿名 コメント投稿者

    悪くはないけどもう一押し!というのが正直な感想でしょうか
    監督が交代になったり初参加の方々ばかりでゼロベースからのスタートだから仕方ないかもしれませんが・・・

    同じメンバーでのザコ軍団がどこまでの内容に仕上がっているか期待ですが、元ネタがコメディ調だったり不殺のないようなので、女戦闘員よりもヤラレの質が落ちてピンチシーンが中心の作品になりそうな予感がします。

  3. forri コメント投稿者

    I think the first and second female combatant whose clothes is lacerated by sword is the same actress,黒崎さく, because in the sidesight only her clothes is torn.