(GIGAdb)ザコ女軍団

出演者:(悪の秘密結社デスモードの女兵士)黒崎さく 香山亜衣 桃香りり 浅倉真凛 愛原れの 庄司ゆり奈

レビュー

「女戦闘員」シリーズの流れをくむ、スピンオフ的な作品。ついちょっと前に発売のあった、女戦闘員ポリマーとほとんど出演者は被るが、6人に絞られている。女戦闘員は、量産大量消費型の没個性的な存在価値であるが、今回の女ザコ兵士は、それよりは多少マシになった個性はあるものの、基本的にはモブを主役としたヤラレオムニバス作品として仕上がっている。

元ネタは「AIKa」。アニメ及び実写もある。デルモゲニィ・通称デルモという悪の戦闘員が、死なない程度に気絶し、なぜかお尻を突き出してやられることでそのミニスカがずり上がった足から白いパンツが見えまくるという作品。コスチュームもそっくり。女戦闘員と比べて、一応人間扱いされており、表情や悲鳴が表現できる。表情って大切だなって思った。もうキーキーいう女戦闘員は飽きたかもしれない。女戦闘員は全身タイツで、顔はフェイスペイントか、目・鼻・口出しのモジモジ君がいい。アイマスクは実はよく表情が分からない。目は口程に物を言う。

スタンダードなファイヤーレンジャー、パワーで押すメタル捜査官シグマ、神出鬼没の暗殺忍者黒影という3人のヒーローによるヤラレオムニバス。好みに合わせたヤラレがお楽しみ見ただけます。個人的にはパワー押しがいいが、黒影によるステルスキルは新鮮で面白かった。ただし、幻術による混乱相撃ち、あとは怪物による泡攻撃及び丸呑み攻撃は、すでに他作品でやられたプロットでありいまいちでした。

セックスシーンは無し。エロ的露出としては、終盤に剣によってコスチュームが破れ、おっぱいが露出するシーンがあり。破れるのは庄司ゆり奈さんと愛原れのさん。相変わらず、香山亜衣さん、黒崎さくさんのヤラレ演技は良かった。かといって、盛り上げてくれるが、不完全燃焼な印象。私だけかもしれないが。ぜひ今回の様々な意見を取り入れた、続編を希望します。

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