(ZENdb)ウィッチハンター・サヤカ 七人の魔女スネーク 前編

出演者:(魔女スネーク)神納花 (ウィッチハンター・サヤカ)若宮穂乃 (偽サヤカ)佐原麻衣子

レビュー

ついにzen作品で神納花さんの悪の女幹部ヤラレがみられる。コスチュームやメイクは万端である。ウィッチハンターサヤカへのいやらしい責めの姿も良好。エロはないが、演技力の高い神納花さんが演じる悪女は熟女感もあり和の女性テイストを感じさせながらもどこかエキゾチックな雰囲気も漂う。ストレートロングの髪型も魅力的で、綺麗なおでこが特徴。今作のコスチュームでは飾りがあって見えにくくなっているが。

当然、神納さんがどのようにヤラレを演じてくれるか期待が膨らむが、残念ながら今作はその演技力を活かしきれないヤラレザマとなってしまった。部下の怪人がやられると、サヤカと剣で持って対決となるが、鍔迫り合いで鋭い表情を見せるも押し切られて地面に倒れこむ。「他の魔女の居場所を言うから自分だけは助けて」と卑怯な命乞いをするが、サヤカは迷うことなく必殺技をお見舞いする。縦一文字に切られたスネークは、なぜか立ち上がり、両手を天に掲げながら苦しんだ挙句、爆死した。

まさにGIGAZENヤラレフォーマットと言わんばかりのこの全身ショットは正直もう見飽きたし、神納さんを起用しているのにもったいない。確かに助演キャラだし主役はウィッチハンターだけど、敵を倒すクライマックスが盛り上がるような爽快感ある工夫をしてほしい。最近のニチアサ特撮を見ればどのように怪人がヤラレるシーンとなるか見本としてほしい。

さらに過去に何度も登場している蛇の手、こちらも見飽きました。敵が蛇モチーフである率が高すぎるように思えます。こちらも考え直して欲しいところです。

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