(ZENdb)女戦闘員 COCOON 前編

出演者:(女戦闘員)若宮穂乃 宇流木さらら 有加里ののか 上白美央 星仲ここみ 春凪星花 永瀬愛菜 乃南ゆい 新川ゆず 藤木紗英 佐久間寛子 高園ゆり子 さかき藍 佐原麻衣子 樹咲早姫 志摩ことり

レビュー

ZENピクチャーズでの女戦闘員作品としては、2015年の「セクシャルダイナマイトヒロイン15 女戦闘員物語」、あるいは2014年のオムニバスヤラレ形式としては、「女戦闘員バンドブレ3 地獄の女教師!!」で、実に約8年ぶりの作品となる。GIGAだと、オムニバスヤラレ形式2022年8月リリースの「女戦闘員キュプラ」以来、年に1~2作品作られていたシリーズが、途切れている状態だ。

女戦闘員キュプラ以降、作品がつくられなくなったのは、昨年6月に施行された「AV新法」の影響が大きいかもしれない。「すべての撮影終了後から4か月は公表してはいけないこと」が定められ、登場女優が多人数のわたる女戦闘員作品は、一人でも出演NGとなった場合、作品がお蔵入りになる可能性が高いと思われる。コスチューム製作費は、通常作品と比べて安価と思われるが、人数が多いので予算は決して安くないと思われるし、ロケが多く交通費やレンタル代が通増作品より高額になりそう。マニアックフェチの極みであるので、性行為が少なく済むと思うが、演者の頭数が作品の評価に直結するする為、一人一人のギャラは少ないが、トータルでは高額になっているのではと思われる。ギャラが少ない割には出演される女優が多いのは、常日頃からGIGAが女優さんと良好な関係を構築しているからだと思われる。さらに作品柄、特撮のビジュアルエフェクトも重要視されやすく、アクションや、高所、落下、爆破シーンが入るため、技術力や安全性への配慮など、多額の費用が発生すると思われる。

これだけリスクのある女戦闘員作品だが、それでも作品を作り続けてくれるZENおよびGIGAに本当に感謝をしたい。販売タイミングも、AV作品ではなくAV新法に抵触しないため、撮影の約1か月後とスピーディーな販売にこぎつけている。また、そういった事情もあってか、今作は通常ZEN作品よりも高額で、GIGAベースの価格設定となっている。

さて、今作は「前編」であるが、通常1日撮影のところ別日、別の場所で撮影しており、「前編」だけでも楽しめる作品である。そもそも、女戦闘員シリーズは、ストーリーはほぼなく、ひたすら無個性な女戦闘員がただただやられていくだけなので問題なし。女戦闘員に関するツギハギのエッセンスが含まれる場面で、その人にハマるシーンがあるかどうかという問題だ。COCOONには前作と比較すると、まずHD化した映像で、解像度が高いバトルシーンが楽しめる。また、爆破シーンもあり、これは最近はコスプレ撮影会でも取り入れられるような特撮ならではの演出で、テレビや映画でなくても身近に楽しめる時代となったことは本当によいことだと思う。また、ドローンを用いたヤラレ後直下シーンや、ロケ場所、廃工場を有意義に使用したサイロ的建造物のはしご上りや、サイロ屋上でのバトルもあり、本来のどういった意味であの場所で戦うのかわからないが、特撮としての映えだけでよく見かけるシーンへの挑戦も見受けられ、もちろん人形ですが、高所落下シーンもあり、落下後のヤラレの映像もあり。

しかし、これらは「オーッ!!すごい!」と感心するものの、はたしてZEN作品として購入する目的を達しているかとすればそうではないかもしれません。ZENレーベルで出すということは、この作品はAVではないですよ、という意味で、やはり今までGIGAで女戦闘員作品を楽しんでいた身からすると、「いや、すごいんだけど、やっぱりエロは欲しい!!」というムズムズした感覚に陥った。つまり、個人的にヌキどころがないということになってしまった。これは、悪役女性のヤラレシーンでヌケるという特異な癖をもってしてもこうであり、やはりZENでは限界があると感じてしまう。

AVは、「性行為映像制作物」と定義づけされているそうですが、GIGAも含め、性交シーンや、性器の露出って正統シリーズの女戦闘員作品にはかなり少ないと思います。コスチュームを脱がしたり、乳首露出ぐらいまでがほとんどですが、でもZENはこれができないから、かならムズムズした仕上がりとなりました。過去に「15歳以上限定」作品をZENは出していますが、女戦闘員シリーズは、「15歳以上限定」として、ポロリレベルがある作品としてはいかがでしょうか。

前編は、今までと同じオーソドックスな女戦闘員ヤラレを繰り広げる中、2回の大爆破シーンを軸にストーリーが展開します、まあ、ほぼストーリーと言えるものはないですが。2回の爆破シーンは、女戦闘員たちを取り囲むように爆破し、圧巻のシーンであります。スローモーションや、他カメラによる別アングル映像もあり、3回くらいずつ繰り返し流れます。ちゃんと安全管理がされているようです。爆発時の直上からのドローンシーンはありません。熱風での影響や、上部からのシーンはあまり効果的でないと思われます。女戦闘員たちがやられて倒れているシーンも多くありました。

また、サイロ塔に登るシーン、サイロ屋上で戦うシーンがありますが、どちらも短時間で簡単な構成のシーンです。しかし、階段上含め女戦闘員を投げ落とすシーンがあり、もちろん人形ですが、昭和の特撮感があり楽しめます。落下した後の女戦闘員が映るシーンもあり、CGですが流血もしています。また、ランスの単独または複数の串刺しシーンあり。顔やその時のポーズがいいです。

秘密基地から一般女子校生が逃げ出すが、実は罠だったシーン、途中で洗脳が解けるシーンあり。これら茶番劇も話のスパイスとして楽しめました。洗脳シーンでは、2名の上級女戦闘員による一般人の洗脳、着替えシーンあり。ZENでできるエロの限界にせまっており、「見えそうで見えない」エロが妄想を掻き立てます。またエンドロール後は、女幹部たちに謎のドリンクを飲ませるシーンあり。これがまた「〇液」のようにドロッとしているような液体で、女戦闘員たちは無表情で飲むが、飲みにくいらしく咽たりして口元からこぼれていることもあり、まるで「口内発射」ののちドロっと出すようなフェチにはたまらない場面となっております。こちらもZENでできるエロに迫っております。ドリンクは2種類あり、透明度の高いものと、透明度の低いかなりドロッとしたものを女戦闘員によって区別して飲ませています。

ヘビ怪人のような女幹部も登場。演じるのは佐原麻衣子さん。毎度のごとくすんごい剣幕で迫真の演技です。最後のヤラレも本当に失神しちゃうんじゃないかというような絶叫ぶり。

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