出演者
(女幹部オルレアン)緒方友莉奈 (女幹部ファルネイユ)佐原麻衣子 (女怪人サーバル)百瀬かおる
レビュー
悪女が3名登場。サーバルは、オルレアンの忠実な部下、女怪人というよりば、副幹部といった感じです。そしてファルネイユはオルレアン同クラスのライバル。身内での陰湿な権力争いが繰り広げられます。ヒーローとのバトルはありますが、主として、悪の組織内での争いに重きを置いたストーリーです。
しかしながら、またもや、悪の女幹部ものにはタブーな身内での争い物語を作ってしまいました。悪の女幹部は、ヤラレが見たいのであって、祖のヤラレは、正義に思いっきりあわれにやられてほしいんです。むしろ、悪の女幹部が2人搭乗するくらいなら、二人協力プレイくらいでもいいかなと。
現実的につじつまが合うストーリーは不要で、そもそも特撮自体が現実にありえなく、悪の組織も現実にありえないんです。あと、変にかっこつけるのも、残念ですね。ファルネイユさんは振り切った感じですが、オルレアンは最初から最後までクールでプライドのキャラ。ヤラレまでもクールなんですね。そういうのいらないんだよなぁ。
コスチューム・キャラですが、サーバルは、せっかく全身タイツのキャラでアクションに切れがあるキャラだが、マスクがおざなり。女体に見えない。マスクのせいでかわいくも見える。怪人なのだから、もっと残忍な印象のデザイン、あるいは、顔出しにしてほしい。顔出しなら相当映えてたと思う。
オルレアンは、デザイン画ではよかったが、実物は、青が明るすぎて、正義のヒロインのように見える。デザイン画のようにもっと暗めの青にしてほしい。あと、おっぱいの肌露出が少ない。致命的。谷間がちょっと見える程度。あと、足のふとももあたりに、露出する切れ目が入っているが、これはいったいこのコスチュームで何の意味があるのだろうか。片足は肌が見えているのだから、反対側は、露出不要。どうせなら、ダメージ表現として、ヒーローに切りつけれらて露出するような設定のほうが、よっぽど良かったのではないか。高飛車な性格っぽいのはいいが、メイクはただのギャルだ。
ヤラレだが、まずサーバル。表情は一切見えないが、ヤラレの大の字具合は一番いい。爆死。ファルネイユは、オルレアンとの戦いの末、敗れます。佐原さんらしく思い切ったヤラレなんですが、箱に刺さったナイフの刃に首を押し付け殺されるという設定のようですが、表現が甘く最期のヤラレ表現はなぜか胸元が光ります。えぐいヤラレかただと思うのですが、もうちょっとリアル感ほしかったな。オルレアンは、ヒーローの必殺技飛び蹴りを胸にくらい、爆死します。苦しそうな表情をしていますが、特に最後の負け台詞はなく、アッサリ爆死します。
写真を見る限り皆爆発してやられてるみたいでいい感じですね!
松浦監督なのでヤラレなしという評判も聞いてたもので・・・
松浦監督と佐原さんの組み合わせだと「コスモ闘神伝ギンガイガー 拷問怪人トーチュラー編」でも佐原さんがやられてましたね。ただ作中であまり出番がなくラストも巨漢怪人のついで扱いみたいに爆死するという非常に残念な演出でした。佐原さんの断末魔と爆死シーンはそれほど悪くなかったで残念です。
コスチュームや役者は好き好きあるので賛否両論ですが(この辺りは期待してない)
「悪同士のイザコザいらねー」 って意見は激しく同意です。
悪女ヤラレの趣味でこの設定を好き好んでいる人は皆無でしょう。
設定は善悪が解るキャラ付け程度で、シンプルに3人倒していくとかで良かったと思います。