出演者
(女怪人ロゼビア)西村ケリー
(リーサルエンジェル・天馬命)青山ひかる
(使臣京)椎山なつみ
レビュー
デビルウイルスをばらまく女怪人ロゼビアを西村ケリーが演じる。ヒロインのリーサルエンジェルは、かつてロゼビアに捕らえれて返信する能力を得た天馬命というナース。デビルウイルス対策課の女捜査官、使臣京を演じる椎山なつみが共演。西村ケリーさんは、南米ペルー生まれで、ちょっと日本人離れしたお顔をされています。
ロゼビアは、印象としてはちょっと年齢高めの熟女女幹部といった感じ。ねちっこいしゃべり方をする。コスチュームはデビルウイルスという植物が凶暴化したようなイメージに合っている。緑と、バラをモチーフにした蔦が腕に巻き付いている。劇中は触手?植物の蔦がヒロイン2人の首をしめて巻き付ける場面あり。衣装は露出度が低く、下はスカートで、レオタードが見えないのは少し残念。メイクは濃い目で、悪の女幹部の味が出ている。
終盤は屋外にて戦闘。ロゼビアは2人を相手にして戦う。リーサルエンジェルはサーベルを武器とするが、何回も胴体や腹に攻撃をくらう。あと、蹴りもあり。で、ロゼビアはなんとレズで、使臣京が好きだったという設定。負けそうになったロゼビアは、最後は京を人質に取り、一緒に死のうと、バラを胸に突き刺し、自ら熱を発しともども自爆しようとする。しかし簡単にリーサルエンジェルの攻撃によって京は解き放たれ、リーサルエンジェルの剣のX字斬り→腹部突き刺しの3連攻撃を受けひん死に。この時の悲鳴、表情はなかなか良かった。最期、残った力を振り絞り「京、京・・」と呼びながら立ち上がるが、最後の攻撃が致命傷となり、苦しみ断末魔を挙げながら爆死した。
GIGAでは着ぐるみ女怪人に特化した作品や女戦闘員や巨大女怪獣があったり、ZENでは松浦監督が女幹部&女怪人ものを撮る予定があったり、東村監督では桜井奈津さんや佐原麻衣子さんの女幹部が登場したりと、ヤラレの出来は別にして敵女が登場する作品の数が増えてるように感じます。
うれしい反面、お財布事情が泣くのですが(苦笑)